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History
KUNAは高品質なアルパカニット製品を取り扱うペルーのアパレルブランドです。
スイスから会計士としてペルーに移住したフランシス・O・パシー氏はその美しい風景とアルパカの持続可能性の高い繊維に魅了されて1957年にペルー南部の都市アレキパにてアルパカ繊維製造会社PACを設立します。
1964年にアルパカのトップスと糸の製造会社インカトップスを設立。
その後、アルパカ生地製造会社のコンドルティップス、アルパカニット製品製造会社のトゥミが設立され1996年に全ての会社を統合させてインカアルパカ社が誕生します。
インカアルパカ社は国際的なアルパカブランド戦略として2007年にKUNAを立ち上げ、現在ではペルー国内およびチリを中心に35店舗以上のKUNAブランドストアを展開しています。
KUNAはシンプルでスタイリッシュなベーシックモデルの他、世界各国からデザイナーを呼び寄せ独創的なデザインで毎年新作のコレクションを発表し、老若男女を問わずファッションを楽しませてくれます。
Quality
KUNAのアルパカニット製品は最新の織機による製造と地元に根差した熟練の技師たちによる手作業での品質管理により非常に高度で安定したクオリティを実現させています。
またアルパカ糸の繊維の細さは18ミクロン〜28ミクロンほどの幅があり、繊維の太い方からアルパカ、アルパカスーパーファイン、ベビーアルパカ、ロイヤルアルパカと基準とグレードを分けられています。
ペルーの国を代表するメーカー、ブランドとしてその品質が認められ2016年に開催されたペルーAPEC首脳会議ではオバマ大統領や安倍首相を含む各国首脳への贈答品としてKUNAのショールが採用されました。
Social Responsibility
KUNAは地元ペルー・アレキパの地域に根差したブランドであり、PAC社設立当初から現在のペルーを代表するインカアルパカ社に至るまで重要な現地の雇用を創出、保持しています。
アルパカ毛は飼育に当たり必要とする草の消費量の少なさ、繊維製造に必要とする排水量の少なさ、染色不要のカラーバラエティある品種の多さ、一頭から採取できる毛量の多さ、3000mを超える作物に適さない不毛な土地での飼育可能実現性など環境に優しい持続可能な繊維として創設者のフランシス・O・パシー氏およびKUNAブランドの理念となっております。
また、世界最高峰の毛皮として有名なビクーニャは1960年代の乱獲により生息数が減少し、一時は絶滅も危惧されておりましたが1994年にビクーニャの保護と生息数の増加を目的として設立された国際ビクーニャ共同企業体(IVC)を参画。1960年代と比較して現在は4倍近い生息数に増加しました。
KUNAはビクーニャの採取から生産、製造、管理保護を行っているペルーにおける唯一のブランドです。
